生きたい。

今日は小説更新です。ミラオ視点になります♪では↓から小説です。
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「…」
燃えていた。
自分のいた街が。
自分の目の前で。
「………ごめんね…」
その声ももう聞こえない。
ヘッドフォンはいきなり変形して、羽のアクセサリーから鉄の輪が飛び出し、自分のフード付きのマントを留める。
「……どこに行けば…」
俺は静かに歩き始めた。でも何故かどこの誰にも拒絶された。そしていつも泣いていた。彼女に会うまでずっと。

 彼女は今花に水をあげている。彼女…ヤナスンとは一緒に暮らしてからずいぶん経つ。それなのに、まだ彼女が笑っている所を見たことがない。いつも無表情なのだ。まるで昔の自分を見ているような--俺は自分の目の下に刻まれた丸い印を撫でた。
「…やっぱり…死期が迫ってきてるのか…。」
怖くはなかった。こうなることは前から分かっていたから。自分があの場所に行けば終わり。それだけなのに…
「どうしたんですか?難しい顔して。」
彼女だ。彼女が心配で…一人で大丈夫なのか…いや、違う。それは言い訳だ。本当は自分が一人になるのが怖いだけ。まだ彼女と一緒にいたいだけ。あーあ。ヤナスンに会う前は死んでも別にいいと思っていたはずなのに…ふふ。今ではまだ…



生きたいと思っているのか…。
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はい!イミフでしたねうひひ((
これからもよろしくです!ではノシ