Rainy day.

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!えー…今回は小説をUPしようかなぁ〜と思いまして((
では、↓から小説です♪
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あの日は確か雨だった。
どこかの廃工場の中、私と女性がいた。
「ごめんね。」
ふいに聞こえてきた声。
「私にはあなたは重すぎたの。」
私はあぁ、またか。くらいにしか感じなかった。
「ごめんなさい。」
それだけ言って去っていく彼女を見送ってから、冷たいコンクリートの上に座り込んだ。雨に濡れた服は重くて、冷たかった。薄れていく意識。目を閉じようとしたその時、
「おい、こんな所で何してんだ?」
少し低めの声が聞こえた。私は声を絞り出して
「…誰…ですか…?」
と聞いた。
「濡れてるじゃねぇか!しっかりしろ!」
…質問スルーですか?
「俺はミラオ。ここらへんで星の戦士として暮らしてる。」
なんで先に答えないのか聞く暇もなく、私は半ば強引に彼の家に連れていかれた。
 暖かくて綺麗な部屋だ。私は布の隙間から部屋の景色を見る。
「そういえばお前名前なんていうんだ?」
ミラオさんが話しかけてきた。…それを聞く前に私を入れたんですか…と私は少し呆れてしまった。
「ヤナスンです。先ほどは助けてくれてありがとうございました。」
「いいっていいって。それよりヤナスン、これで体拭いとけよ。俺にもデリカシーってもんがあるからな。触ったりしないぜ。」
半ば強引に連れていった人が何をいうんだか…言葉の意味を理解していないだけなのでしょうか…と考えてしまったが、私は彼が差し出したタオルで体を拭き、あらためて彼の顔を見た。
「!!」
驚きしかなかった。彼の姿は私とよく似ていたからだ。白いボロボロの布を赤い輪と翼のようなアクセサリーで留めていて、目は見えなかった。私も…星の戦士だから…?いや、それは考えすぎだろう。
「どうした?」
彼が心配そうにココアを持ってきた。
「これ飲んで落ち着けよ。」
私は少し不思議になって訪ねた。
「あの…」
「ん?」
「何故私にこんな優しくするんですか?会ったのも初めてなのに…それに」
そこまで言った時、彼は私の手を優しく握った。
「そんなの気になったからだし、当然のことをしたまでだぜ?」
……今何て言ったんでしょうか。私はよくわからない気持ちになった。こんなに優しくされたのが初めてで、戸惑いを覚えた。どう対処したらいいか迷ってしまったのです。
 私は彼と暮らすことにして、戸惑いも多かったが、それでも人に愛されたいという気持ちと、温もりが欲しいという気持ちがあったのだろうか。ただ、この生活に終わりが来るなんて、考えなかったし、考えたくもなかったのです。だから…こんな…に…
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ご苦労様でした!今回はここまでです!ありがとうございました><文才無いですが、またちょっとずつUPしていこうと思います((
それでは!